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断熱性と耐久性を向上させる外断熱RC工法

エコサームを採用して鉄筋コンクリート造を進化

コンクリート建築物を夏の暑さや冬の寒さから保護するために、断熱材というものが使用されます。古い建築物の中には断熱材が設置されていないものもあり、これを「無断熱」と呼びます。また、外壁の内側に断熱する方法を「内断熱」、外側から建物を断熱材ですっぽりと覆う方法を「外断熱」と呼びます。 環境に対する取り組みが進んでいるヨーロッパでは、ほとんどの建築物が「外断熱」となっています。一方、日本の建築物は「内断熱」が一般的です。
外断熱工法では、建物自体をすっぽりと断熱材で覆いますので、躯体をヒートストレスから保護することができます。内断熱の躯体外壁が通年およそ30℃の温度変化を受けるのに対し、外断熱ではそれを10℃以下に抑えることができます。このことは熱膨張や熱収縮による躯体のクラック発生を防止します。
 
また、コンクリートの中性化は劣化の指標のひとつといわれており、鉄筋の腐食や、コンクリートのひび割れ・剥離を引き起こします。さらにそのひび割れから空気中の二酸化炭素や雨水が浸入し鉄筋の錆(酸化)が起こる等、複合的な要因により促進されると言われていますが、外断熱では断熱材により外壁を保護することができるため、中性化の防止に役立ちます。 

外壁コンクリートの室外側からの中性化は、内断熱の場合約65年で鉄筋位置に達するのに対し、外断熱の場合約180年を要するという報告もあります。

 
オーワークスではこの「外断熱RC工法」をいち早く取り入れてご提案いたします。 

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